Librato をセットアップする (+ Collectd)
Librato のセットアップをしてみたので記録。クラウド型のモニタリングサービス。専用エージェントは無いが Collectd をインストールする必要がある。
環境
- CentOS 6.5
準備
Librato にサインアップしておく。
手順
[Account Settings] -> [Metric Integrations] -> [Collectd] を選択する。なお、ここでは AWS の CloudWatch を選択する方法 もある。
黄色の(+)ボタンをクリック。
[New Collectd Integration] のペインで名前を入力し、[save]。
[Configured Collectd Integrations] のペインに新しいアイテムが追加されるので、これをクリックして [view config instructions]。
ここにホスト側のセットアップ操作の手順が書いてある。ここでは CentOS を使用しているため、下記の apt-get
は yum
に読み替える。
EPEL を準備してから collectd をインストール。
# yum install epel-release # yum install collectd # chkconfig collectd on
Collectd の設定ファイルを開く。
# vi /etc/collectd/collectd.conf
LoadPlugin write_http
をアンコメント。
<Plugin>~</Plugin>
の部分を貼り付ける。
サービスを起動する。
# service collectd start
Dashboards を開くと dashboard が一つ追加されているのでこれを開く。
初期状態では何も表示されていないので、ホストの名前を入力する。2文字入力するとサジェストが働く。名前を選択。なお、名前が出てくるまでに2、3分かかるかもしれない。
サーバーの状況がグラフで表示される。
※残念ながら Swap、Free Diskspace はデフォルトでは表示されないようだ。これがどういうことなのかはわからない。
Librato のグラフは drag & drop で左右に移動したり選択して拡大ということはできない。右上から期間を選択して確定することにより、表示期間を変更する。
補足
- Librato は 30日間の評価期間があり、全ての機能を体験できる。この期間が終わるとフリープラン(=Developer Plan)か有償プラン(=Production plan)を選択することになる。
- 初期状態の Collectd は“非常に冗長”なため、請求額を不必要に高くするらしいので要注意。Collectd のセットアップを完了すると Librato Team からメールが届くので、課金も視野に入れている場合はそれを必ず読むこと。回避するための手段がいくつか提案されている。
- Librato は、評価期間に金額のシミュレートをしてくれる。[Settings] から閲覧。